私の仕事・・・と言えば、ピアノの調律・修理などが主ですが、頼まれれば何でもやってしまうと言う根性も備えており(?)今回もそのパタ-ンでやってしまった。
某中学校。合唱コンク-ルも近くなり、グランドピアノをステ-ジ脇の部屋からステ-ジに移動が必要だと。「グランドピアノの台車をレンタルできませんかね~」と教頭先生。台車は持っていないので、「それに代わるものなら貸してあげますよ^O^」と、またまたひとつ返事で引き受けた。
グランドピアノのそれぞれの脚にキャスタ-が付いたもので、これを履かせることで移動が簡単に出来るものです。設置のやり方から説明し、大変喜んで頂きました。「こんなに便利なものがあるならぜひ学校でも買いたいと思いますので、早速見積を出してください」
合唱コンク-ルもとっくに終わっているのに、貸したキャスタ-も戻ってこないし、見積もりの件も音沙汰無し。どうなったのかと気がかりでいたところ電話が・・・。「お借りしていたものをお返しに伺いたいのですが・・・。」「見積もりの件はどうなりましたか?」「あっ、別のところで買いました!」
ガ~ン!!せっかく親切のつもりで貸したのに。しかも無償で!だったら終わったらすぐに返しに来いよ!!と、だんだん怒りがこみ上げ「どうしていつも俺はこうなんだ・・・」と後悔の涙。
父ちゃん泣くな!・・・と小さなハチに慰められ「しょうがないか・・・」とハチと戯れていた夜でした。